6話に関しては 衣装つくりのシーンはまず前提条件と会話の流れに大分差異があるけれど やはり引用が唐突過ぎる印象がある。 そこだけ流れがおかしい。 例えば部活系アイドルやKISS衣装もことりが作ったみたいなシーンを入れるだけでも 「損な役回り」に説得力が出るし、「そりゃにこがあのテンションでキレても仕方ねーわ」となると思う。 あともうひとつ不自然なのは、まったく改変されていない台詞が浮いてるので、たぶん監督だか脚本だかがその台詞をそのまま使いたかったんだろうなとは思うが 余りにも無理がありすぎた。 いくつかあるが個人的に一番あかん台詞は。 「この衣装はにこちゃんのだよ」 これはgleeではシュガーがレイチェルの衣装を作らされていることに不満を感じたことが会話の発端で、 それに対する反論の締めとして「これはあなたのドレスよ、私は喜んで縫うわ」と返して会話を締める、いわばシュガーの主張に止めを刺す一言 でもラブライブはにこの怒の対象と前提条件が違うのでその言葉は止めになりえない。 事実、会話の流れ上明らかにおかしくなる後半の「私は喜んで縫うわ」のくだりはカットされている。 その一言でにこが怒り矛を収めるのは余りにも無理筋。 オマージュとかリスペクトって頑張って自作品に落とし込もうとしても 些細な矛盾や失点でも大きな損失になるという良い(悪い)例になってしまった。 穂乃果の「普通の高校生」云々のくだりはあの一連の台詞全てが「そのまま使いたい台詞」なのだろうけどさらに無理が出てくる。 あのシーンはさすがに擁護不可だわ、ラノベ読み始めた中高生の黒歴史ノートじゃないんだからせめて台詞回しくらい変ろよと言いたい。